顧客の減少と風評被害によって破産に追い込まれた事例
顧客の減少と風評被害によって破産に追い込まれた事例
業種 住宅内装建材・設備の販売
従業員 1人
負債額 5000万円
債権者数 10社
経緯
依頼者は住宅資材の販売業をしていましたが、買掛先の減少と風評被害(「あの会社は倒産した」という噂)によって注文・売上がなくなり、破産をすることになりました。住宅資材は取引単価が大きい分、顧客が減ったことで一気に業績が悪化してしまいました。
対応
当事務所が受任をしてからは、自宅の売却を待ち、売却費用を破産申立費用として、手続きを進めました。また、債権者に対しては弁護士から受任通知を送り、借金の支払いを停止させました。債権者の中には破産を簡単に受け入れてもらえない方もいましたが、弁護士がきちんと説明することで、了解を得られました。
所感
自宅を売却したお金を運転資金に充ててしまい、破産費用を捻出できずに苦労するというパターンが多くありますが、今回は自宅を売却する前の相談であったのが良かった点です。
債権者への説明については、債務者自身がしてもなかなか受け入れてもらえないケースもありますが、弁護士が説明をすることで、比較的スムーズに手続を進められるケースが多いです。
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代表弁護士 竹田卓弘
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